

商品説明
12G/3G/HD/SD-SDI信号対応の4分配器
高性能のケーブルイコライザー、マルチレートリクロッカーを内蔵していますので、ケーブル長100m(L-5.5CUHD)の12G-SDI信号を受信し、分配することが可能です。
12G/3G/HD/SD-SDI以外の信号はリクロッカーをバイパスします。
全出力チャンネル正極性出力に対応していますので、DVB-ASI信号(EN50083-9)を4分配することが可能です。
【主な特長】
■12G/3G/HD/SD-SDI以外の信号はリクロックせずバッファーして出力 ※1
■全出力チャンネルDVB-ASI信号(EN50083-9)対応
■ケーブル長チェック機能 ※2
■SNMPに対応 ※3、※4
※1 270MbpsのDVB-ASI信号はリクロックして出力する場合、正面インジケーターの270Mランプが緑色に
点灯します。
※2 リクロッカーがロックしない周波数の信号(SMPTE 310M-1998等)に対しては、ケーブル長チェック機能の
ご利用はできません。
※3 SNMP対応のVbus筐体が必要です。詳細は弊社までお問い合わせください。
※4 SNMPトラップは、基板の抜き差し、及びリクロックステータスに対応しています。リクロッカーがロックしない
周波数の信号(SMPTE 310M-1998等)に対しては、SNMPによる監視はできません。
仕様
備考
※SD、6G-SDIは将来検討です。
定格
■入力信号
【SDI IN】
SMPTE2082-1, SMPTE424M, SMPTE292M, SMPTE259M-C,EN50083-9,
SMPTE 310M-1998準拠 0.8Vp-p/75Ω、BNC 1系統
■出力信号
【SDI OUT1-4】
SMPTE2082-1, SMPTE424M, SMPTE292M, SMPTE259M-C,EN50083-9,
SMPTE 310M-1998準拠 0.8Vp-p±10%/75Ω、BNC 各1系統
■動作温度
0-40℃
■動作湿度
20-80%RH(ただし結露なき事)
■消費電力
4.25VA (5V,0.85A)
■質量
0.30kg
入力特性 SDI IN
■イコライザー特性
12G:100m(L-5.5CUHD)
3G:120m(5CFB)
HD:260m(5CFB)
SD:500m(5CFB)
※ケーブル長は使用する機器やケーブルの性能・品質、設置場所や
使用環境により大きく変わります。
■反射減衰量
12G:3GHz-6GHz,7dB以上/6GHz-12GHz,4dB以上
3G:5MHz-1.485GHz,15dB以上/1.485GHz-2.97GHz,10dB以上
HD:5MHz-1.485GHz,15dB以上
SD:5MHz-270MHz,15dB以上
出力特性 SDI OUT
■信号振幅
0.8Vp-p±10%/75Ω
■反射減衰量
12G:3GHz-6GHz,7dB以上/6GHz-12GHz,4dB以上
3G:5MHz-1.485GHz,15dB以上/1.485GHz-2.97GHz,10dB以上
HD:5MHz-1.485GHz,15dB以上
SD:5MHz-270MHz,15dB以上
■立ち上がり/立ち下がり時間
12G:45ps以下(20%-80%間)
3G:135ps以下(20%-80%間)
HD:270ps以下(20%-80%間)
SD:0.4ns-1.5ns(20%-80%間)
■オーバーシュート
10%以下
■DCオフセット
0V±0.5V以内
■ジッター特性
【アライメント】
12G:0.3UI、3G:0.3UI、HD:0.2UI、SD:0.2UI
【タイミング】
12G:2.0UI、3G:2.0UI、HD:1.0UI、SD:0.2UI
機能
■信号入力ステータス及びリクロックステータス表示
モジュール正面のランプで、入力信号の有無及び入力信号のリクロックレートが判別できます。リクロッカーがロックしない信号(SMPTE 310M-1998規格等)を
入力した場合、INPUTのランプは点灯します、ビット・レートランプは点灯しません、ただし、信号分配はされます。
12G/6G/3G/HD/SD-SDI信号を入力した場合は、ビット・レートランプが緑色に点灯します。
270MbpsのDVB-ASI信号はリクロックして出力する場合、正面インジケーターの270Mランプも緑色に点灯します。
またはケーブル長チェック機能を利用している場合入力に接続しているケーブルが設定閾値ケーブル長より長い時
ビット・レートランプが橙色点滅します。
■LARM出力
信号未入力時に、筐体の接点ALARM出力端子よりアラーム信号を出力することができます。
信号未入力の検出条件は、入力信号レベルが信号検出閾値レベルより低い時です。
従って、信号未入力の場合、アラーム信号が出力されます。
またはケーブル長チェック機能を利用している場合入力に接続しているケーブルが設定閾値ケーブル長より長い時です。
この機能は基板上のスイッチで有効/無効の設定ができます。
例えば、リクロッカーがロックしないで十分な信号レベルがある信号(SMPTE 310M-1998規格等)を入力した場合、アラーム信号が出力されません。
■SNMP監視
SNMPトラップは、基板の抜き差し、ケーブル長チェックステータス及びリクロックステータスに対応しています。
リクロッカーがロックしない周波数の信号(SMPTE 310M-1998等)に対しては、SNMPによる監視はできません。