目的に応じてアプローチを変える、アプリベースの多目的ハンディレコーダー
3つのアプリで快適に
フィールドレコーディングでも、音楽制作でも、ポッドキャスティングでも。『H8』のカラータッチスクリーンなら、プロジェクトに合わせて選べる3つのアプリで、最適なワークフローで作業を進められます。
ポッドキャスト
PODCASTアプリを使用すれば、完成度の高いポッドキャストを簡単に制作できます。アプリ画面上の4つのサウンドパッドをタップして、効果音やジングルを任意のタイミングで鳴らすことができます。13種類のプリセットサウンドに加え、SDカード経由で好みのサンプルをロードすることも可能です。
ミュージック
USICアプリでは、オーディオレベルやフェーダー、メーターといったレコーディングに重要なポイントのすべてをコントロール。最大10トラック*のMTRとして機能し、大編成バンドのレコーディングも可能です。ミックス、オーバーダブが可能なほか、EQやコンプレッサも使用可能。また、USB経由でGuitar Labに接続して、アンプ/キャビネットモデルやエフェクトの膨大なライブラリにアクセスできます。
*別売マイクカプセル(EXH-8)使用時
フィールド録音
最大12トラック*の録音が可能なフィールドレコーディング用アプリ。各トラックのレベルチェックが容易に行える大型メーター表示に加え、ローカット、コンプレッサ、リミッタ、ノイズゲートなどの主要な設定が行えます。
*別売マイクカプセル(VRH-8/EXH-8)使用時
XYマイク
『H8』は、XYステレオマイク(XYH-6)を標準付属。マッチング済みの単一指向性マイク2個を装備し、自然で立体的なステレオ録音を可能にします。マイクカプセルを交換することで、様々なシチュエーションに応じたレコーディングが行えます。
多様なシチュエーションに対応する、ZOOM独自のマイクカプセル交換システム
自然で立体的な音像を捉えるXYマイク
ワイドレンジなサウンドを収音できる、14.6mmの大口径ダイヤフラムを採用したXYステレオマイク。2つのマイクの交差角を、より音源にフォーカスした90度、よりワイドなステレオ感の120度から選べ、幅広いシチュエーションで活躍します。
自由自在のステレオイメージ
単一指向性のMIDマイクと、双指向性のSIDEマイクを組み合わせたMS方式のステレオマイク。MSデコーダーを使用して、ステレオの広がりを自在に調整することが可能。SIDEマイクをオフにすれば、インタビューやナレーションに適したモノラル収音にも対応します。
ショックマウント搭載XYマイク
物理的な振動が直接マイクに伝わるのを防ぐショックマウント機構を採用し、ハンドリングノイズを最小限に抑えるXYステレオマイク。最大140dB SPLの耐音圧設計で、ラウドなロックコンサートや突発的な大音量でも歪みのないクリアな収録を可能にします。
目的の音を、狙い録り
音源から少し離れた場所からでも、周囲の雑音を抑えて狙った音をシャープに捉えるショットガンマイク。ニュース取材ではレポーターの声を、映像作品では役者のセリフを、ピンマイク無しでクリアに拾うことができます。
外部マイク/ライン入力を拡張
2系統のマイク/ライン入力を拡張できるXLR/TRSコンボカプセル。各チャンネル独立のゲインコントロールと-20dB PADスイッチを装備し、ダイナミックマイク、楽器、ミキサー、携帯音楽プレーヤー等を接続できます。
狙った音に、環境音をミックス
超指向性のMIDマイクに、双指向性のSIDEマイクを組み合わせたMS方式のステレオショットガンマイク。MSデコーダーを使用して、ステレオの広がりを調整可能。映画収録では役者のセリフをMIDマイクで狙い、必要に応じてSIDEマイクで拾った周囲の環境音をミックスすることが可能です。
リモート操作
別売Bluetoothアダプタ『BTA-1』を接続すれば、iOSデバイスから『H8』のリモートコントロールが可能に。レベルメーターのモニタリングと録音/再生/停止のトランスポート操作が行えます。
入出力コネクタ
『H8』は、4系統のXLRインプットを装備し、各インプットに専用のゲインコントロールとPADスイッチを搭載。2系統のXLR/TRSコンボジャックはHi-Zスイッチが用意され、ラインレベルの信号からマイク、エレキギターやベースもダイレクトに接続できます。
各トラックの音声モニタリングは、3.5mmヘッドフォン端子から。またはステレオラインアウトからカメラにダイレクト接続して行えます。
最先端のオーディオ編集
『H8』は、Steinberg社の「Cubase LE」と「WaveLab Cast」の無償ダウンロードライセンスを付属しています。「WaveLab Cast」は編集やミキシング、音質調整機能を豊富に内蔵しており、レコーディングしたプロジェクトの仕上げに便利です。
ポッドキャスティングに
「WaveLab Cast」から「Spreaker」や「Podbean」などのポッドキャストディレクトリにダイレクト接続でき、完成したエピソードをクイックにアップロードできるほか、ディレクトリの作成やRSSフィードの公開も可能です。
映像のオーディオ制作に
「WaveLab Cast」にビデオファイルをインポートするとオーディオを自動抽出します。これにより、不要なノイズのレベルを下げたり、過大な歯擦音(サ行の音)を抑えるなどの調整が行えます。メーターオプションを使用すれば、新規トラックの作成や音楽のフェイドイン、EQやコンプレッサーも使用できます。こうして完成したオーディオトラックを、「WaveLab Cast」のエクスポート機能でビデオファイルに再び結合させることができます。
フィールドレコーディングに
「WaveLab Cast」は96kHzに対応し、ハイエンドのリサンプラーを内蔵しています。また、RestoreRigで不要な音やノイズをカットすることも可能です。スナップ機能とクロスフェイドオプションで新規ファイルを作成することもできます。こうして完成したオーディオを、主要なあらゆるオーディオフォーマットのファイルとしてエクスポートできます。