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Roland VC-100UHD 4Kビデオスケーラー

Roland VC-100UHD 4Kビデオスケーラー

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Roland VC-100UHD 4Kビデオスケーラーの商品説明

ハイフレームレート入力対応4Kビデオ・スケーラー

VC-100UHDは4K/HDR時代に対応した新しいビデオ・スケーラーです。様々な解像度、色空間、ダイナミックレンジ、そして最大240Hzのフレームレートに対応する必要がある現在の映像変換のリクエストを、柔軟かつ高画質に処理できるパワフルな製品です。
1つの映像信号から最大3系統の映像を変換してマルチに出力できるので、大型LEDウォールへの映像出力やライブ配信、収録を1台で同時にこなすことができます。

マルチ変換

VC-100UHDの内蔵プロセスは同時に最大3系統処理が可能。
4K対応のMain、HD対応のSubの2系統の処理に加え、USBストリーミング処理専用のプロセスを用意。それぞれ独立した映像処理が行えるため、LEDウォールに4K映像を出力しながらライブ配信し、バックアップをHDのビデオレコーダーで行うといった処理が1台で行えます。
入出力端子は 1212G/3G/HD対応のSDI、最大4K対応のHDMIを入出力ともに搭載。映像入力端子と出力フォーマットを選ぶだけで、自動的に内部処理を決定して映像を出力します。

特長画像1




ローランド独自の高画質映像処理プロセス「ULTRA SCALER」

VC-100UHDはローランド独自の高画質映像処理プロセス「ULTRA SCALER」を搭載。解像度、色空間、ダイナミックレンジに加え、フレームレートを変換しながらもシャープな映像出力を実現します。解像度の変換は4K、HDやPC解像度の相互変換だけでなく、ピクセル単位での拡大縮小が可能なスケーラー機能を搭載。縦横比を保ったままのスケーリングから、任意のアスペクトに切り出したり、不要な部分をクロップすることもできます。
ダイナミックレンジはHDRとSDR、色域はRec.2020とRec.709に対応し、双方向変換が可能です。それぞれの変換設定はノウハウが必要ですが、ローランド独自の変換技術でシーンに応じた最適な画質を1つのパラメーターで調整可能です。
PCから出力するプレゼンテーション映像のシャープさを際立たせることができるので、コンベンションやライブイベントでディテールを強調したい現場で非常に便利です。

ハイフレームレート 240 / 144 / 120Hz対応

VC-100UHDのHDMI入力は最大240Hzまでのハイフレームレート映像に対応、59.94/50Hzの汎用的なリフレッシュレートに変換します。
映像は遅延なしのスルーアウトが可能。フレームレートにシビアなeスポーツシーンで、プレーヤーの要求するハイフレームレートのHDMI映像をスルー出力しながら、一方でLED ウォールやストリーミングに必要な59.94/50Hzの映像を出力することができます。

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映像プロセッシング

VC-100UHDは様々な映像処理を搭載。Mainプロセスには映像のローテート、ミラー、フリップといった90、180度の映像回転、上下左右反転処理のほか、最大5フレームまでのビデオ・ディレイなど、様々な処理が可能です。LEDウォール以外にもライブ配信やビデオ収録、放送など様々な用途に合わせて映像処理が可能です。また、ROI (Region of interest)機能は最大8個を記録してシームレスに切り替えることができます。
さらにEdge Enhancerを持っているので、LEDウォールなどに映像を出力する際に「光漏れ」が起こることを回避します。簡易フレーム・シンクロナイザーとしても動作が可能。映像信号の安定化装置として、入力信号が途絶えた時に映像の差し替えが可能。静止画、黒映像などを自動的に挿入可能です。またゲンロック入力に対応しハウスシンクへの同期、および位相調整も可能です。映像出力は静止画としてキャプチャーし内蔵メモリーに保存可能。
キャプチャーした映像またはUSBメモリーから読み込んだ静止画データを出力することもできす。

ライブ配信に便利なUSB 3.0ストリーミング出力

USB3.0ストリーミング出力からは最大1080/59.94pの非圧縮映像と音声の出力が可能です。「ULTRA SCALER」経由で4K/HDR映像を元のイメージを保ったままの高画質なHD映像に変換できるので、PCでのエンコード、録画、配信の品質をアップさせます。
USB3.0ストリーミング出力はMain、Subプロセスとは異なる解像度とフレームレートの設定が可能。接続先のPCのスペックやネットワーク回線の速度に応じた最適な設定をすることで、安定的な録画、配信が行えます。

特長画像3




オーディオ機能

VC-100UHDは12G-SDIとHDMIのエンベデッド・オーディオ、USB、アナログ音声をルーティングできるパッチベイを搭載。12G-SDIは最大16ch、HDMIは8chの音声を任意の出力バスにルーティングできます。
アナログ・オーディオはRCA入出力に加え、D-sub-25ピン端子でのバランス・オーディオの入出力に対応します。
出力系統ごとにディレイを搭載し、用途に応じてリップシンクの調整が行えます。

特長画像4




豊富なインテグレーション機能

VC-100UHDは、持ち運びに便利なプロダクション向けの機器として最適です。また、ラックマウントアダプターも付属しているので、AVシステムのラック内に設置して使用することもできます。
次のような機能も備えています。
・HDMIの入出力にはEDIDエミュレーターを搭載。さらにEDIDはカスタマイズが可能です。
・アニメーション可能なテストパターンジェネレーターを24種類搭載。
・USBメモリーには本体の設定やカスタムEDIDの保存、バックアップができます。また静止画の読み込みも可能です。
・LANポート経由で Telnetによる外部制御に対応します。

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