【主な特長】
10GigE 接続で SMPTE 2110 を受信し、3G-SDI に出力できるようにデータの体裁を整えます。ビデオストリームに関連するオーディオは抽出、同期され、3G-SDI 信号にエンベッドされます。また、アナログ RCA インターフェイスからも出力されます。IPR-10G2-SDI には、2 系統の 10 GbE SFP+ ケージが搭載されているため「無衝撃スイッチング」に対応可能です。重要な配信やモニタリング用途向けに冗長性による保護を提供します。
IPR-10G2-SDI はまた、BNC 経由で 1 系統のリファレンス入力を受け付けられます。そのため、マスターコントロールルーム (主調整室)、中継車、編集室など、既存のベースバンド環境へ、理想的に統合できます。
■SMPTE ST 2110 オーディオ、ビデオレシーバー
■最大 60p の HD、YCbCr 4:2:2 に対応
■堅牢、ファンレス設計
■ステータスライト付きのメディア LAN 向けの 10 GigE SFP+ ケージ (「無衝撃スイッチング対応」) × 2
■ステータスライト付きの制御 LAN 向け 1 GigE RJ45 ソケット × 1
■3G-SDI 出力 × 2
■フル 10 ビットピクセル処理パイプライン
■エンベデッド SDI オーディオ出力 (最大 8 チャンネル)
■RCA アナログオーディオ出力 × 2
■BNC リファレンス入力 × 1
■ネットワークの初期設定用の mini-USB ポート × 1 (AJA eMini-Setup ソフトウェアで設定)
■組み込みウェブサーバーから完全に制御できるウェブブラウザベースのインターフェイス
■AJA REST API により制御内容をカスタマイズ
■5 年間の国際保証とサポート
ネットワーク上にあるあらゆる場所の ST 2110 ビデオとオーディオを監視SMPTE ST 2110 から SDI へ 1 台で変換できるミニコンバーターで、ソースの監視や 3G-SDI 信号を互換性のあるデバイスに向けて出力するのに最適です。ソースビデオは複製され 2 系統の 3G-SDI として出力されます。1 系統はディスプレイに、同時にもう片方の 3G-SDI 信号を他の用途に使用可能です。
大掛かりな 3G/1.5G-SDI ルーターを持つ、IP への移行を待ち受けている設備では、ビデオソースをフィード、カメラ、ルーター、または編集機から IP 経由で送信し、目的の場所で SDI でモニタリングできることは大きな価値があります。
AJA IPR-10G2-SDI は SMPTE ST 2110 IP ビデオとオーディオを受信し、データ変換し、3G-SDI で出力します。ビデオストリームに関連するオーディオは抽出、同期され、SDI インターフェイスにエンベデッドされるだけでなく、アナログ RCA インターフェイスからも出力されます。
ワークフローIP 対応デバイスの SMPTE ST 2110 ビデオとオーディオを受信し、2 系統の SDI で出力します。IPR-10G2-SDI を AJA KONA IP (デスクトップワークステーション向け I/O カード) と組み合わせることで、ビデオを IP で扱うプロダクションやモニタリングに利用できる、現実的な ST 2110 ワークフローを構築できます。
ユーザーコントロールIPR-10G2-SDI は 2 通りの方法で制御できます。制御用の LAN Ethernet ポートから、あらゆるプラットフォームのウェブブラウザや REST クライアントからミニコンバーターを制御できます。mini-USB 端子は、ネットワーク初期設定やファームウェアのアップデートに使用します。
■10/100/1000 Base-T Ethernet (IEEE 802.3-2012) 用 RJ-45 (IEC 60603-7) × 1
■HTTP/1.1 (RFCs 7230、7231、7232、7233、7234、7235)
■ウェブクライアントと REST クライアントに対応
■USB 2.0 Mini-B (IEC 62680-1) 端子 × 1
■AJA eMini-Setup ソフトウェアでネットワークパラメーターを設定
