

商品説明
キーレイヤー、M/E の構成さえも自由に変更できる、2M/Eスイッチャーとマルチフォーマット対応のプロセッサーをドッキングした、4:4:4 と4:2:2 のハイブリッド仕様のスイッチャー
キーレイヤー、M/E の構成さえも自由に変更できる、2 M/E スイッチャーと、マルチフォーマット対応のプロセッサーをドッキング。
4:4:4 と4:2:2 のハイブリッド仕様。さらにオーディオ・ミキサーも内蔵した、Vシリーズの頂点。
【主な特長】
■標準SDI ×10/HDMI ×4入力、SDI ×6/HDMI ×2出力
■拡張インターフェースで最大16 入力/12 出力
■4:2:2/4:4:4 ハイブリッド・エンジン搭載
■4:2:2 プロセスは2 M/E スイッチャー。2 M/E、1.5 M/E、1 M/E スイッチャブル
■4:4:4 プロセスはマルチフォーマット・プロセッサー。画面分割も可能
■92 入出力対応16chオーディオ・ミキサー
■7台までのリモート・カメラ制御
■デュアル・ディスプレイ搭載専用コントロール・パネル
■PC専用コントロール・ソフトウェアV-1200HD RCS
■拡張インターフェースで入出力拡張可能
※アップデート対応
ローランド独自のハイブリッド・エンジン
映像信号として広く仕様されている4:2:2 のプロセスに加え、PCモニター出力などで標準の4:4:4 信号は、別プロセスでダイレクトに処理します。
4:2:2 の映像信号をアップサンプリングし、4:4:4 信号としても出力できます。

多彩な M/E モードとプロセッサーが、オペレーションの自由度を拡張。
2M/E モード
スタンダードな2 M/E のオペレーションスタイル。
各M/E ごとに、2系統のキーヤーが使用できます。
各キーヤーは、プライオリティのスワップにも対応。
映像ソースは、M/E 1 からM/E 2 へのリエントリだけでなく、M/E 2 からM/E 1 への逆リエントリも可能。
2つのM/E を切り替えて1つのPGM 出力から出力できます。
また2つのM/E を独立して出力できるため、異なる言語テロップ2系統の同時送出といったオペレーションも可能です。

1.5M/E モード
1 M/E に加え、最終段としてPGM/PST 列も使用できる、最も高パフォーマンスなオペレーションスタイル。
1 M/E 内で、4つのキーヤーがすべて使用できます。
各キーヤーのプライオリティは自由に変更でき、キーヤーのコピーも可能。
ベース + 4合成のシーンを、WIPE で一度に別ソースへ切り換えるといった複雑なオペレーションを実現します。

1M/E モード
1 M/E +4キーの、シンプルなオペレーションスタイル。
2系統のAUX バスが使用できます。
映像の分配やルーティングスイッチャーとしても利用できるため、ホール設備などのメインコンソールとしても使いやすいモードです。
AUX を3系統以上使いたい場合には、コンポジション・バスを使えば最大6つまでの出力系統を確保できます。

4 : 4 : 4 マルチフォーマット・プロセッサー
4:4:4 エンジンの直前には、4系統のスケーラーを装備。
4:2:2 プロセスからの2系統と、HDMI からダイレクトに2系統の入力に対応します。
これら4ソースを使い、スイッチング、セルフキー合成、マトリックス出力といった機能を提供します。
HDMI入力を4:4:4 プロセスに直接入力すれば、すべてのプロセスを4:4:4 処理可能。
PCのRGB 信号を高画質のまま出力可能です。
スケーラーの使い方を変えれば、1つの映像を2つのHDMI 出力から分割出力することもできます。

すべてはユーザーの表現力のために。フレキシブルに変更可能な内部プロセス。
すべての機能の呼び出しや設定変更は、ルートメニューからアクセス。
多くのパラメータの中から、必要な操作画面を一瞬で呼び出します。
これらのオペレーションは、専用コントロールパネルだけでなく、無償の専用コントロール・ソフトウェア「V-1200HD RCS」(※)でも動作します。
「V-1200HD RCS」は本体なしでも操作可能なため、事前のトレーニングや、システム構成をプランニングする際にも利用できます。
(※)Windows / MacOSX 対応

デュアル・タッチ・モニターを装備した、類を見ない操作性。快適なオペレーションを約束するV-1200HD専用コンソール「V-1200HDR」(別売)。
ハイエンドスイッチャーのオペレーションに必要な機能を、コンパクトサイズに凝縮。
2つの7インチ タッチ・モニターに異なるメニューを呼び出し、効果的で確実なスイッチングを実現します。


SDI、HDMI 対応、多彩な入出力をサポート。さらに2つの拡張スロットを装備。
別売の拡張インターフェースで、本体機能を拡張します(アップデート対応)。
(映像と音声の追加入出力が可能。)


自由度の高いオペレーションで、多彩なシチュエーションに対応。
CASE.01 ニューススタジオ 多彩な映像効果で、あらゆるスタジオにジャストフィット。
スケーラーを搭載した4つのキーヤーを使い、自由なプライオリティで合成可能。
ハイエンドなクロマ・キー、タイトル合成に不可欠なエクスターナル・キーも装備。
出力はPGM/PVW 出力に加え、2系統のAUX バスも使用できます。(1 M/E時)

CASE.02 ライブプロダクション 自由度の高いM/E システムで、多彩な映像演出が可能に。
コンサート収録やライブ配信のメインコンソールに最適。
充実のマルチビュー機能により、多くのソースを一目で確認。
演出のニーズに合わせて、M/E 構成を自由に変更可能。
リモート・カメラも最大4 台制御できるので、カメラマンの少ないシーンでも効果的なショットを狙えます。

CASE.03 イベント マルチフォーマット対応のHDMI入出力を装備。あらゆるソース、あらゆる出力機器と組み合わせ自由。
10系統の3G/HD-SDI 入力に加え、4系統のHDMI入力。
また6系統の3G/HD-SDI 出力、2系統のHDMI出力を装備。
このうち2系統のHDMI入出力は、マルチフォーマット対応。
あらゆる解像度やフレーム・レートのPC出力も直接入力。
直接4:4:4プロセスに渡されるため、高解像度のままで出力できます。

CASE.04 学校・官公庁などのホール設備 学校・官公庁などのホール設備映像・音声のハブとして、多彩なコントロールに対応。
充実のルーティング機能により、大量の映像ソースを様々なフォーマットに変換、分配。
映像・音声ソースのハブとして、ソフトウェアや各種制御端末からの遠隔リモート操作を実現します。
また単純映像切り換えだけでなく、PinPした映像を各所に分配するなど、プロダクションスイッチャーならではの機能も活用できます。

ブロックダイアグラム / 寸法図
拡張インターフェース、コンバーター
多彩なラインナップで、自由にシステムを拡張。映像・音声対応の各種拡張カード、コンバーター。


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仕様
映像処理/量子化
4:4:4(Y/Pb/Pr / RGB)、10ビット / 4:2:2(Y/Pb/Pr)、10ビット
映像
■入力
3G/HD-SDI
BNCタイプ×10
※SMPTE 424M(SMPTE 425M-AB)、292M準拠
HDMI
タイプ A×2(HDMI INPUT 1-2)
※HDCP非対応
HDMI
タイプ A×2(HDMI INPUT 3-4)
※HDCP対応、マルチフォーマット対応
■出力
3G/HD-SDI
BNCタイプ×6
※SMPTE 424M(SMPTE 425M-AB)、292M準拠
HDMI
タイプ A×2(HDMI OUTPUT 1-2)
※HDCP対応
HDMI
タイプ A×2
(HDMI OUTPUT MULTI-VIEW 1) ※HDCP非対応、1080/60p
(HDMI OUTPUT MULTI-VIEW 2) ※HDCP対応、 1080/60p
■フォーマット
SDI
1080/59.94i、1080/50i、1080/59.94p、1080/50p
※ SMPTE 274M準拠
HDMI
480/59.94i、576/50i、480/59.94p、576/50p、720/59.94p、720/50p、1080/59.94i、
1080/50i、1080/59.94p、1080/50p、1024×768/60(※1)、1280×720/60(※1)、
1280×800/60(※1)、1366×768/60(※1)、1280×1024/60(※1)、1400×1050/60(※1)、
1600×1200/60、1920×1080/60、1920×1200/60 RB
※ CEA-861-E、VESA DMT Version 1.0 Revision 11 準拠
※ HDMI入力1-2は422プロセスフォーマットと同一
※ フレーム・レート:59.94Hz(NTSC)または50Hz(PAL)
※ MULTI-VIEW出力1-2は1080/60p固定
(※1)フレーム・レート設定が50Hzのとき、出力リフレッシュ・レートは75Hzになります。
■信号処理方式 (422プロセス)
M/E
1M/E、1.5M/E、2M/E (合計9種類)
トランジション
ミックス、NAM(※2)、FAM(※2)、カット、ワイプ
コンポジション(キーヤー)
4(PinP、ルミナンス・キー、クロマ・キー、エクスターナル・キー対応)
AUX
2
その他
アウトプット・フェード、アウトプット・フリーズ、アウトプット・キャプチャー、
コンポジション編集機能、SDI出力パッチベイ
※ 各機能はM/Eの選択に依存します。
(※2)PGM/PSTのみ
■信号処理方式 (444プロセス)
M/E
1M/E、Matrix、Scaler
入力
4(422プロセス出力2ch、HDMI INPUT 3、HDMI INPUT 4)
トランジション
ミックス、カット
コンポジション(キーヤー)
1(PinP、ルミナンス・キー)
その他
HDCP対応、アウトプット・フェード、アウトプット・クロップ、シグナルジェネレーター
※ 各機能はM/Eの選択に依存します。
静止画
■入力
2、内蔵メモリー:16、最大サイズ:1920×1080
■フォーマット
Windows Bitmap File(.bmp)1ピクセル24ビット非圧縮、
Portable Network Graphic File(.png)
※アルファチャンネル対応
マルチビューワ
■MULTI-VIEW 1(422プロセス)
16/10画面、ラベル、タリー表示
※HDCP非対応
■MULTI-VIEW 2(444プロセス)
4/10画面、ラベル、タリー、OSDセットアップ・メニュー表示
※HDCP必須
音声
■処理/量子化 サンプリング・レート
24ビット/ 48kHz
■入力端子
3G/HD-SDI
BNCタイプ×4(ch7-10)
HDMI
タイプ A×4、AUDIO IN(XLR/TRS)L(1/2)、R(3/4)端子
※アナログまたはAES/EBU
■出力端子
3G/HD-SDI
BNCタイプ×4(ch1-4)
HDMI
タイプ A×4、AUDIO OUT(XLR/TRS)L(1/2)、R(3/4)端子
※アナログまたはAES/EBU
■入力レベルおよび インピーダンス
AUDIO IN
+4dBu(最大入力レベル:+22dBu、15kΩ)
■出力レベルおよび インピーダンス
AUDIO OUT
+4dBu (最大出力レベル:+22dBu、600Ω)
■フォーマット
SDI
リニア PCM、24ビット、48kHz、16ch
※ SMPTE 299M準拠
HDMI
リニア PCM、24ビット、48kHz、2ch
AES/EBU
リニア PCM、24ビット、48kHz、4ch
■処理
パッチベイ
92入力×92出力
ディレイ
16ch
ミキサー
16ch
(チャンネル・エフェクト:3バンドEQ、ディレイ
/マスター・エフェクト:マスターリング、3バンドEQ、リバーブ)
拡張スロット
スロット数:2
※2スロット合計で映像は最大2入力2出力、音声は最大16入力16出力を扱えます。
※拡張スロットは将来のバージョンアップで対応予定です。
リファレンス
■入力
BNCタイプ×1
※B.B.(フレームに同期)、2値同期、3値同期
■出力/スルー
BNCタイプ×1
※B.B.(フレームに同期)
外部制御端子
■RS-232
9ピンD-subタイプ(オス)×1(外部制御用)
■RS-422
9ピンD-subタイプ(メス)×1(VISCA対応リモートカメラ制御用)
■TALLY/GPIO
25ピンD-subタイプ(メス)×1(入力8、出力/TALLY16)
■LAN
RJ45 100BASE-TX(V-1200HDR、PCとの接続用)
■USB
Aタイプ×2(USBメモリー/拡張用)
プリセット・メモリー
■設定メモリー
8
※ラストメモリー機能搭載
ユーザー・ボタン
■ユーザー数
32 (16ボタン×2バンク)
リモートカメラ制御
■接続端子
RS-422 9ピンD-subタイプ(メス)×1、プロトコル:VISCA
対応コントローラー
V-1200HDR リモートコントローラー ※別売
V-1200HD RCS ※ Windows7 SP1以降、Mac OS X対応
電源
AC 100V、DC 24V/6A(XLR-4-32 type)
※同時入力し電源2重化構成可能
消費電力
90W
※拡張スロット不使用時
動作温度
0-+40℃
付属品
取扱説明書、電源コード(2P-3P変換器)、ゴム足
外形寸法 / 質量 (外形寸法)
幅 (W)482 mm
奥行き (D)357 mm
高さ (H)133 mm
質量9.0 kg