同梱品
ケース
花形フード(LH876-04)
SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art(キヤノン EFマウント)
ポイント: (1%還元)
SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art(キヤノン EFマウント)
ポイント: (1%還元)
Artライン基準を満たす高画質なレンズとして、パワー配置を徹底的に考慮。開放F2.8から安心して使用できる高い解像力と、ボケの表現をコントロールできるレンズです。
SLDガラス3枚、非球面レンズ4枚を採用し、諸収差を補正。特に点像再現性を悪化させるコマ収差や、絞っても改善されない倍率色収差などを良好に補正することで画面周辺まで高い画質を実現しました。また、ゆがみが目立ちやすいワイド側のディストーションを良好に補正。ズーム全域で高い光学性能を実現しました。
高性能レンズの設計にかかせない非球面レンズ。SIGMAでは、SIGMA 12-24mm F4 DG HSM | Art やSIGMA 14mm F1.8 DG HSM | Artのレンズ最前面に採用した精度の高いφ80mmの大型非球面レンズをはじめとして、加工の難しい非球面レンズの加工に取り組んできました。SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Art は、中央部と周辺部の厚さの比が大きく成型が非常に難しい形状の非球面レンズを使用することにより、高い解像力を実現。さらに非球面レンズの表面をサブミクロンオーダーより1ケタ高い精度で加工することで、非球面レンズで発生しやすい輪線ぼけを大幅に低減し、自然なボケ描写に貢献しています。
SIGMAはその時代に合わせて、最高の24-70mm F2.8を製品化してきました。最初の機種は2001年に発売した24-70mm F2.8 EX DG ASPHERICAL DF。4代目となるSIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Artでは、大口径標準ズームレンズと手ブレ補正の組み合わせという光学設計には厳しい条件を、今までに培った設計・製造ノウハウを駆使し、Artライン基準の高画質・高品質を目指しました。
大口径標準ズームとして開放での描写にもこだわりました。ピント面はシャープに描写し、球面収差をわずかに残すことでボケの描写にもこだわりました。特に開放で使用することが多い大口径ズームレンズでは、ボケの形状も考慮してできる限り円形に近づけました。
光の波長によってガラスの屈折率が異なるため、色ごとに結像点がずれる現象を色収差といいます。望遠系のレンズで強く現れやすく、画質を悪化させる原因となっています。これらの色収差を取り除くため、色による屈折率の差が少ない凸レンズと色による屈折率の差が大きい凹レンズを組み合わせて、軸上色収差を抑えていましたが、それでもわずかな残存色収差=二次スペクトルが残ってしまいました。SIGMAは、従来方式のレンズでは取り除くことができなかった残存色収差=二次スペクトルを徹底的に除去するために、二次スペクトルの補正能力の高い特殊低分散ガラスを多くのレンズ製品に導入し、高性能化を図っています。現在、SIGMA独自の特殊低分散ガラスは、ELD(Extraordinary Low Dispersion)ガラス、SLD(Special Low Dispersion) ガラス、FLD(“F” Low Dispersion)ガラスの3種類があります。特にFLDガラスは、分散性が極めて小さく、異常分散性が高い「蛍石」と同等の性能を持つ、透過率に優れた超低分散ガラスです。これらのガラスを効果的に使用、適切なパワー配置により、残存色収差を極限まで補正し、優れた描写性能を実現しています。
レンズ設計の初期段階からフレア、ゴーストに対する対策を徹底し、逆光のような強い入射光に対しても影響を受けにくい設計を行っています。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア、ゴーストの発生を軽減し、逆光時の撮影においてもコントラストの高い描写を実現。付属の花形フードの装着により、レンズの描写に悪影響を与える有害光を効果的にカットし、内面反射の発生を防ぎます。
様々な撮影現場に対応できる仕様を満たすため、描写性能だけでなく、AF、ゴミやホコリの侵入の低減、手ブレ補正OSなど機構面、ソフト面などあらゆる分野で使いやすさを追求しました。
さまざまなシーンで使用されることを想定し、補正効果の高い手ブレ補正OS(Optical Stabilizer)機構を搭載。シャッタースピード4段分※の補正効果を発揮します。
※ CIPAガイドライン準拠。フルサイズカメラ装着時、望遠側で測定。
大口径標準ズームは、日常での撮影に使用する頻度が高いレンズですが、SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM | Artは、プロの過酷な撮影環境に対応するため、レンズ鏡筒部に金属を多用しました。レンズ繰り出し部においては、温度変化に強い複合材TSC(Thermally Stable Composite)を採用し、高い光学性能を保持するだけでなく、剛性や信頼性の向上を図っています。
新設計の大型HSMを採用。従来モーターよりも約1.3倍トルクが得られ、低速でも安定した動作が可能です。
ボディ側からの電気信号で絞りを制御する電磁絞り機構の搭載により、高速連写時のAE安定性向上を図りました。
オートフォーカス作動中でも、フォーカスリングを回すだけでマニュアルでのピント合わせが可能なフルタイムマニュアル機構を搭載。フォーカスモードを切り替えることなく、素早いピントの調整が可能です。
※ マウントによって、フルタイムマニュアル機構の初期動作が異なります。
ゴミなどの侵入が一番心配されるマウント部にゴムのシーリング※を採用し、保護しています。また、前玉に撥水・防汚コートを採用し、雨天やしぶきが飛び散る水辺など、様々な条件下での撮影を可能にしました。
9枚羽根の円形絞りの採用により、開放付近で円形のボケを楽しむことができます。
高い精度と堅牢性を兼ね備えた真鍮製マウントを採用。長期使用に耐えうるよう、表面処理を施して強度を高め、高品質なレンズづくりを実現しました。
14群19枚
84.1° - 34.3°
9枚 (円形絞り)
F22
37cm
1:4.8
φ82mm
φ88mm × 107.6mm
※長さはレンズ先端からマウント面までの距離です。
1,020g