F1.2-3.5 / 光学12倍ズームレンズF1.2の明るさを実現した、4Kカメラ用光学12倍ズームレンズを搭載。暗いシーンの撮影においても、細部までノイズの少ない描写が可能です。
また、フルHD撮影時は、高解像度センサーを生かした24倍ダイナミックズーム※1を搭載し望遠710mm(35mm判換算)までのズームアップを可能にしました。
※1 4K撮影時には使用できません。
■1240万画素「1/2.3型 裏面照射CMOSセンサー」を搭載し、高感度・低ノイズを実現
高感度裏面照射CMOSセンサーとノイズリダクション技術により、感度性能を大幅にアップ。暗いシーンでも階調感に優れた撮影が可能です。
■オートフォーカス&光学手ブレ補正機能
中心領域のオートフォーカス機能だけでなく、顔検出のオートフォーカスや、マニュアルフォーカスに切り換えも可能です。また、光学手ブレ補正機能も内蔵し、さまざまなシーンでの撮影をサポートします。
■「テレマクロ」機能
最大望遠時約60cmでの近接撮影を実現しました。テレマクロ特有の背景をボカし、被写体を大きく強調させた撮影が可能で、花や小動物などの撮影に効果を発揮します。マクロでのいつもと違う世界観を演出します。
テレマクロ撮影のイメージ
ブロードキャストオーバーレイ機能撮影内容に合わせ、局名や番組名、ニュースタイトル等をスマートフォンやタブレットから簡単に入力し、
撮影クリップやストリーミング映像に重畳することができる「ブロードキャストオーバーレイ機能」を搭載しています。
ブロードキャスト用SDPファイルをインポートすることで、文字、画像およびウォーターマーク、ライブマーク、時刻表示などの設定が可能で、高品位なライブ映像制作を実現します。
※記録画像が1920×1080または、1280×720のときに使用可能です。
※文字や画像取り込みなどの設定には、無料PCアプリケーションソフト「SDP Generator」によるSDPファイルの作成が必要です。
※日本語表示は、JPEG(拡張子.jpg)とPNG形式(拡張子.png)の画像ファイルでの設定が必要です。
※GY-HM280にてSDP Generatorをご使用の場合、設定->カメラモデル選択…で「GY-HM250/U/E/EC」を選択してください。
※ブロードキャスト1920×1080用 および ブロードキャスト1280×720用のみカメラにインポートできます。
フルスクリーングラフィック告知や広告などの画像を画面全体にオーバーレイすることができる「フルスクリーングラフィック機能」を搭載しています。
JPEG(拡張子.jpg)とPNG形式(拡張子.png)の画像を最大50ファイルまで登録でき、ファイル名により表示順の指定が可能です。
※SDHC/SDXCカードは、現在のカメラ記録設定で記録可能なスペックのものをご使用ください。
フルスクリーングラフィックのイメージ
カラーマトリクス調整機能カラーマトリクス調整機能でお好みの色に調整できます。
複数のカメラを用いて撮影する場合に、各カメラの色を合わせたり、本カメラを自分の好みの色再現に調整することができます。
原色(レッド、グリーン、ブルー)と補色(シアン、マゼンタ、イエロー)の計6色をそれぞれの彩度、色相、明度を設定することができます。
この設定は「セットアップファイル」としてSDカードに保存することができます。この「セットアップファイル」を呼び出すことにより、適切なセットアップ状態をすばやく再現させることが可能です。
また、SDカードに保存した「セットアップファイル」を使用し、他の「GY-HM280」に呼び出し、同じセットアップ状態にすることもできます。
高輝度優先モード高輝度の白とびを抑え、なめらかな階調で撮影する高輝度優先モードを搭載しました。
純白のウェディングドレス、青空に浮かぶ雲、日差しが強いシーンでの人物の顔など、高輝度部の白とびを意図的に抑制し、ドレスの精細な柄、雲の立体感、顔の精細な表情までも捉えることができます。
高輝度優先モードのイメージ
被写体の輝度を確認でき、露出決定を補助するヒストグラム機能を搭載
新開発 3.45型 約276万画素LCDモニターを搭載高い視認性を実現した高精細「3.45型 約276万画素 LCDモニター」と「0.24型 約156万画素 LCOSカラービューファインダー」を搭載し、精度の高いマニュアルフォーカシングをサポートします。
また、任意の場所を選択可能な拡大フォーカスなどのアシスト機能も搭載しています。
豊富な接続端子を装備各種映像機器に対応する豊富な映像出力端子を装備。デジタル出力として、プログレッシブ対応HD(3G)/SD-SDI端子とHDMI端子を装備。
また、非圧縮フルHD映像信号と音声信号をSDI端子とHDMI端子から同時出力が可能。
また、HDMI出力は、ATOMOS社のリモートコントロール「RECトリガー」機能に対応しており、カメラ本体とATOMOS社製外部レコーダーを連携した録画制御を可能としております。
3G-SDI出力、HDMI出力、USB端子
リモート端子、AUX端子、ヘッドホン端子、AV出力端子
プロフェッショナル仕様の装備 XLR オーディオ入力+内蔵ステレオマイクXLRオーディオ端子2系統を装備し、MIC/LINE切替による音声入力可能。マニュアル時、チャンネル別レベル調整ができ、ファントム電源(+48V)出力に対応。
さらに、撮影時の 環境音収録に便利なステレオマイクを内蔵しています。また、ワイヤレスレシーバーなど の接続も可能なAUX入力端子(2ch)も装備しています。
その他の機能■NDフィルター内蔵
3ポジション(OFF、1/4、1/16)の内蔵NDフィルターにより、撮影時の光量を調節できます。
撮影シーンに合ったシャッタースピードや絞りの調節が可能です。
■すばやい設定切替えを可能にするスイッチレイアウトとビデオパラメーター設定
ゲインやホワイトバランスなどのスイッチをサイドパネルに配置し、撮影シーンに応じて素早く設定が切替できます。
また、ガンマやカラーマトリクスなどのビデオパラメーターをメニューで好みのトーンに合わせることが可能です。
■ユーザーボタンを装備
機能の割付けが可能なユーザーボタンを本体ボディ9個、モニター十字ボタンに4個、計13個装備し、お好みのカスタマイズによりワンタッチで切替え可能です。
高精細・高画質な4K(150Mbps 4:2:2) と HD(50Mbps 4:2:2)記録。フルHDでHigh-Speed(120fps)撮影に対応。4K(3840×2160)の高解像度で30p/25p/24pの記録・再生が可能。H.264コーデックで4K撮影時には高解像度150Mbpsモードに加え、4K 70Mbpsの記録モードでは、一般的なSDHC/SDXCメモリーカードClass 10での記録が可能です。
4K 150Mbbs、70Mbbs および HD 50Mbpsモードでは、より高精細・高画質のYUV 4:2:2モード記録を実現しました。
※4K YUV 4:2:2設定時は、下記制限があります。
・ネットワーク機能が使用できません。
・コンポジットビデオ信号出力はブルーバックとなります。
・HDMI/SDI出力解像度は、1080/30p、1080/25p、1080/24pまたは1080iから選択可能ですが、項目の選択によって選択肢は変わります。
フォーマット一覧
※High-Speed設定時は下記機能の制限があります。
・記録モードはノーマルに固定されます。
・通常撮影時より感度が下がります。
・フレームレート設定より遅いシャッター設定はできません。
・ネットワーク、タイムスタンプ記録、フリッカー補正、ダイナミックズーム、顔検出、WDRの機能は使用できません。
・Bスロットの各項目は、Aスロットと同じ設定値に固定されます。
・画角がテレ寄りに変わります。
35mm換算 : [ 標準 ]29.6mm~355mm → [ High-Speed時 ] 49.3mm~592mm
■使用できるSDカードについて
フォーマット設定と使用可能なSDカードの組み合わせ
■ SDHC/SDXCカード記録時間
※ 記録時間は目安です。
※ 推奨SDHC/SDXCメモリーカード(2021年6月現在):パナソニック Panasonic、東芝 TOSHIBA、サンディスク SanDisk
※ 4K(150Mbps)、High-Speed(50Mbps/35Mbps)モードはUHS-Ⅰ U3(UHS Speed Class 3)以上、
4K(70Mbps)、HD(50Mbps)モードはClass10以上、HD(35Mbps)モードはClass6以上、
AVCHD、SD、WebモードはClass4以上をご使用ください。
多彩な記録方法が選択できるSDカードダブルスロット搭載SDメモリーカードスロットを2基搭載。
多彩なコンビネーション記録に対応し、機動性に優れた効率的なワークフローにより、ENGからイベント収録まで多彩なシーンで活躍します。
シリーズ記録
2つのスロットを連続記録、長時間撮影を可能にするモードです。
デュアル記録
[REC]ボタンを押すと、両スロットのメディアへ同時に記録が開始されます。
バックアップ記録
[REC]ボタンとは独立してスロットBの記録開始/停止を制御することによって、スロットBのメディアをバックアップ記録として動作させることができます。
クラウドサービスやモバイル端末と連携し、多彩なネットワーク機能を実現※1、※2
ネットワークアダプター端子(USB-HOST)を装備。各種ネットワークアダプター※3の装着により、多彩なネットワーク機能を実現します。
■メタデータのインポート
ネットワーク経由で取得したプランニングメタデータやスマートフォン等で編集したクリップメタデータをカメラ本体に記憶できます。
■記録クリップのアップロード
SDカードに記録したHD/SDまたはWeb動画ファイルをネットワーク経由で送信が可能です。
■ビューリモコン/カメラ制御
スマートフォン等の各種モバイル端末から、ライブ画面の確認やリモート操作をすることができます。
さらに、アイリスやフォーカス調整などのカメラ操作や詳細設定を、各種モバイル端末からリモート操作することもできます。
■ライブストリーミング
対応するデコーダーやPCアプリケーションとの組み合わせにより、ネットワーク経由で映像・音声のストリーミングが可能です。各種SNSへの配信に適した「RTMP/RTMPS」に加え、「Facebook Live」や「YouTube Live」専用プロトコル、簡単かつ低コストで高品位なデータ送信を可能とする「SMPTE 2022-1」※4プロトコルを搭載。さらに、高い信頼性で安定したデータ送信が可能なクラウドサービス「Zixi」※5に対応しています。
■NTP(Network Time Protocol)時刻取得機能
ストリーミングに重畳されたNTPを基にした“TC(タイムコード)”により再生同期が可能です。
NTPから取得した時刻をシステムの時刻合わせに使用できます。
■Zero Config情報提供機能
同一LAN上に接続されたライブプロダクションスイッチャー「CONNECTED CAM STUDIO」にて、カメラレコーダーの自動検出が可能です。
※1 4K YUV 4:2:2設定時は、下記制限があります。
・ネットワーク機能が使用できません。
・コンポジットビデオ信号出力はブルーバックとなります。
・HDMI/SDI出力解像度は、1080/30p、1080/25p、1080/24pまたは1080iから選択可能ですが、項目の選択によって選択肢は変わります。
※2 ネットワーク機能は下記アダプターを接続することにより動作可能となります。
・イーサネットアダプター
・無線LANアダプター
・セルラーアダプター
※3 全てのネットワークアダプターの動作を保証するものではありません。
※4 「SMPTE 2022-1」の利用には対応デコーダーが必要です。
※5 「Zixi」の利用には対応デコーダー及び別途加入契約が必要です。
■配信可能な「記録フォーマット」と「ライブストリーミング設定」の組み合わせ
※ ●:配信可能 - :配信不可
記録フォーマットが60p/60i/30pのときはライブストリーミング設定は60p/60i/30pのみ、 記録フォーマットが50p/50i/25pのときはライブストリーミング設定は50p/50i/25pのみ選択可能です。
※ 記録設定により選択できる値が変化します。また、選択できる値が一つしかない場合は、グレーで表示され変更できません。
■対応プロトコル形式 と 配信ビットレート
●:配信可能
新開発 縦型“9:16” および “1:1”動画配信若年層でのスマートフォンでの視聴頻度の増加に考慮し、FacebookやYouTubeなどのSNSへのライブストリーミング解像度の“9:16(404 x 720)”と“1:1(720 x 720)”を追加しました。
・画像の切り出し位置(クロッピング位置)を3か所から1つ選択できます。
・ユーザーボタン機能設定にクロッピング位置の切り換えが設定可能です。
・クロッピング位置は、ストリーミング停止中のみ変更可能です。
・記録設定解像度は1280 x 720となります。
■ネットワークアダプター
■Wi-Fiアダプターリスト
■RJ45イーサーネットコンバータ
■3G/4Gアダプターリスト
※ 富士ソフト社製 FS040Uを同社製メモリーカードレコーダーと組み合わせてご使用になる場合、ご購入時のデフォルト設定“簡単接続モード”を“セキュア接続モード”に変更する必要があります。変更につきましては、富士ソフト株式会社サポート窓口でのお取り扱いとなりますので、富士ソフト株式会社のホームページにてご確認ください。
動作検証済ネットワークアダプター(2021年6月現在)
スコアボードのオーバーレイスポーツ映像の記録やライブストリーミングを面白くするスコアボード機能を搭載しました。
野球のスポーツ収録・中継にチームの攻守やボールカウント、試合経過の得点など、映像にスコアボード表示が可能となり、臨場感のある映像を記録できます。
スコアボード表示試合中にタブレットPCやスマートフォンから、無線LANなどのネットワーク経由で素早く、簡単に、一人でもスコア入力が可能です。スコアボード表示に対応している記録解像度は、1920×1080と1280×720です。※1
※1 4K撮影時にはオーバーレイ及びストリーミングはできません。
新機能 スコア同期機能従来は、カメラ1台に対し1台のタブレット端末やスマートフォンを接続し、スコアボードを表示させていましたが、
カメラ(親機 : Primary)から登録した3台までのカメラ(子機 : Replica)に同じスコアを転送することができます。
■スコア同期の設定画面(Web画面)
ライブストリーミングネットワークアダプター端子(USB-HOST)を装備。各種ネットワークアダプター※2の装着により、離れた場所から簡単にライブ映像配信を実現。YouTube Liveなどにアップロードし、いつでもどこでも視聴可能です。
※2 すべてのネットワークアダプターの動作を保証するものではありません。
ライブストリーミングシステム(例)
各種スポーツグラフィック野球、サッカーのほか、バスケットボール、アメリカンフットボール、さらにその他のスポーツでも使用可能な汎用のスコアボードに対応しています。また、オリジナルのチームロゴや文字の画像取込みが可能です。※3
※3 チームロゴ/文字の画像取込みや表示位置の設定は、無料PCアプリケーションソフト「SDP Generator」によるSDPファイルの作成が必要です。
各スコアボードの表示位置スコアボードを、画面上の下記の位置へ表示することができます。
※GY-HM280BBにてSDP Generatorをご使用の場合、設定->カメラモデル選択…で「GY-HM280BB/USP/ESB」を選択してください。