Cinema Lineカメラや業務用カメラと組み合わせ、さまざまなルックで簡単に色合わせが可能に。FX9、FX6、FX3などのCinema Lineで好評な、肌色を美しく見せるスキントーンを中心としたルック「S-Cinetone」を搭載。CineAltaカメラ VENICEの開発を通じて得られた知見をもとに作られており、人の肌を描写する際に使われる中間色の表現力をアップさせ、色あいはよりソフトに、ハイライトの描写は被写体を美しく際立たせる自然なトーンです。制作者のさらなるクリエイティブな表現要求に応えます。また業務用カメラに採用している、709toneにも対応しています。
特長 : ワンオペレーションもサポートする高い機動力
ハンドヘルド動画撮影を強力にサポートする高性能手ブレ補正「アクティブモード(*)」
内蔵の手ブレ補正機能により、手ブレの影響を最小限に抑えることができます。光学式手ブレ補正に電子補正を加えたアクティブモードで、より強力な補正を行うことができ、歩きながらの撮影など、より強い手ブレを補正します。
メニューは、「切 / スタンダード / アクティブ」から選択でき、撮影シーンによって使い分けできます。
* アクティブモードでは撮影画角が少し狭くなります。撮影フレームレートが120p以上のときやS&Qモードではアクティブモードをご使用いただけません
シームレスにフィルター濃度をコントロール
電子式可変NDフィルターを搭載
さまざまな光量に合わせて、電子可変NDフィルタをシームレスに調整できます。簡単なダイヤル調整で1/4 NDから1/128 NDに変更したり、オートND機能を使用して最適な露出を維持することも可能です。屋内と屋外をすばやく移動する際に便利です。
コンパクトに収納可能
コンパクトな設計と収納性
コンパクトに収納できる新設計を採用し、ビューファインダーと液晶モニターを折りたたむことができるほか、マイクホルダーを取り外すことも可能です。撮影時の外形寸法(幅×高さ×奥行き)約175.6 mm × 201.3 mm × 371.1 mm に対して、収納時の外形寸法(幅×高さ×奥行き)は、約175.6 mm × 175.4 mm × 285.1 mmまでコンパクトになります。
特長 : 高い操作性と拡張性
撮影の自由度を高める液晶モニターと有機ELビューファインダー
3.5型、約276万ドットの大型タッチパネルを採用し、タッチトラッキングやタッチフォーカスに加え、メニューやファンクションメニューのタッチ操作が可能です。モニターは上下左右にスイングできるので、快適な視野角に調整できます。付属の液晶フードは、液晶モニターの上下の溝にスライドさせるだけで簡単に取り付けられ、フードを取り付けたままでもモニターを折りたたんで収納できます。ビューファインダーは、約236万画素、高コントラストの0.39型有機ELを採用。日差しを遮光してクリアな視界を実現します。
フォーカス・ズームの2連リングと、IRISダイヤル/NDダイヤル
※ 商品画像は、PXW-Z200です
柔軟なカメラコントロール
フォーカス・ズームの2連リングとIRIS・ND VARIABLEの2連ダイヤルは横並びに配置されており、フォーカス・ズームと同時に明るさの調整も簡単に行うことができます。機能を割り当てられる12個のアサイナブルボタンと同様に、レンズリングにアイリスを割り当てることができます(*)。
* レンズリングアサインは、2025年6月以降ソフトウェアアップデートで対応
AUTO/MANUALスイッチ
※ 商品画像は、PXW-Z200です
※ バッテリーは別売です
AUTO/MANUALスイッチ
AUTO/MANUALスイッチを切り替えることで自動的に設定を調整し、理想的な明るさとホワイトバランスを維持できます。AUTOに設定すると、オートNDフィルター、オートIRIS、オートゲインコントロール、オートシャッター、オートホワイトモードが有効になります。
各種端子
※ バッテリーは別売です
デュアルスロットを搭載
多彩なインターフェースによる拡張性
HDMI Type A、USB Type-C(TM)、LAN、REMOTE端子など充実した各種インターフェースを搭載しています。ポストプロダクション時の負担を軽減するプロキシ記録や、複数台のカメラを運用する際に必要なTC/UB記録に対応しています。
また、記録メディアはCFexpress Type AメモリーカードとSDXCメモリーカードに対応したデュアルスロットを採用。スロットA、スロットBともに、CFexpress Type AメモリーカードとSDXC メモリーカードUHS-II/UHS-Iの両方に対応し、大容量のデータをより高速で記録することができます。
4チャンネルオーディオ
XLRタイプ端子とマルチインターフェース(MI)シューを介して入力を組み合わせることにより、最大4チャンネルのオーディオを録音できます。メニュー画面にアクセスすることなく、オーディオレベルダイヤルを使用して2つのチャンネルのレベルを調整します。マルチインターフェースシューアダプター「SMAD-P5」と合わせて、ワイヤレスマイクロホンシステム 「UWP-D」シリーズを使用すると、手間要らずで迅速に鮮明な音声を記録できます。
Monitor & Control
無償の「Monitor & Control」アプリを使用し、アングルをリモートで確認したり、撮影シーンをモニター・コントロールできます。録画、タッチフォーカス、IRISの調整などが可能です。
ポータブルデータトランスミッター(PDT-FP1)との連携
ネットワーク接続によるライブ配信
カメラをWi-Fiなどのネットワークに接続するだけで、撮影映像をRTMP/RTMPSやSRTで主要なライブストリーミングサービスや動画共有サイトにライブ配信が可能です。カメラマン1人で撮影から配信までを行う効率的な映像制作を実現します。さらに、ポータブルデータトランスミッター『PDT-FP1』とHDMIケーブルで接続することで、法人向け「Creators’Cloud」 のカメラ連携クラウドサービス「C3 Portal(シースリーポータル)」(有償)(*)への安定したストリーミングや、クラウド中継システム「M2 Live(エムツーライブ)」(有償)(*)によりマルチカメラによるライブ配信が可能になります。
* 一部の国や地域ではお使いいただけません。別途スマートフォン用アプリケーション「XDCAM pocket(エックスディーカム ポケット)」(無償)が必要な場合があります
各種端子
信頼性の高いバッテリー(別売)
充電器(別売)のBC-U1AまたはBC-U2Aを使用して、リチウムイオンバッテリー(別売) BP-U35、BP-U70またはBP-U100を急速充電します。「BP-U35」使用時のバッテリーの連続使用時間は約120分です。PXW-Z280、PXW-Z190、およびCinema LineカメラFX9とFX6とも互換性のあるバッテリーです。
内蔵の冷却ファンと通気口
冷却ファンを内蔵し、より効率よくカメラ内の熱を放出し最適な動作温度を維持します。
SMAD-P5の活用方法についてはこちらもあわせてご確認ください。
【重要】機器ファームウェアアップデート情報
2025年6月、ファームウェアVer.2.00がリリースされました。
詳細はこちらからご確認ください。
【主なアップデート内容】
・Interval Recに対応
・デジタルエクステンダー機能を追加
・レンズリングおよびIRISダイヤルのアサイン機能を追加
■カードメディア対応について
・SDカード32GBは非対応です。
■対応バッテリーについて
・生産完了品:BP-U60/U60T/U90/U30は使用不可です。