TOSHIBA 58Z810X(P) 4K対応58型業務用液晶TV HDR PROFESSIONAL MODEL

HDRコンテンツの視聴・確認に適した4K対応58型業務用液晶TV HDR PROFESSIONAL MODEL

【主な特長】

HDR画質評価用ディスプレイはHDRコンテンツの評価および視聴に適した業務用液晶テレビです。
通常のテレビ受信等の機能もお楽しみいただけます。
コンテンツの評価は以下の二種類の入力方法が可能です。

1.HDMI入力からのベースバンド信号入力を受信
2.USBインターフェースに接続されたHDD内に格納されたコンテンツを本機のメディアプレーヤーで再生

これらの入力にて、HDR再生のための各種パラメータの表示およびEOTF等の強制設定が可能で、
HDRのフラグがなくても画像の評価にお使いいただけます。
また新機能としてHLG設定が可能となりました。

HDMI入力時の情報表示

信号フォーマット詳細表示仕様
画面に表示している映像信号の詳細フォーマットをオンスクリーンディスプレイにて表示します。
表示する内容は下記のとおりです。

■信号情報
　解像度、走査方式、垂直周波数、色深度、RGB/Y色差、
　クロマフォーマット、音声フォーマット


■ハイダイナミックレンジ情報
レンジ変換特性
HDMIで規定されたレンジ変換特性のbitに準じます。
0:表記無(SDR)
1:Traditional Gamma
2:ST 2084
3:Future EOTF

マスターディスプレイ表示
ST 2086で定義された内容を表示しています。
色度点（白）、色度点（赤）、色度点（緑）、色度点（青）、最大輝度、最小輝度

コンテンツのピーク輝度

コンテンツの平均輝度
HDMIのメタデータに含まれるコンテンツのピーク輝度（MaxCLL）とコンテンツの平均輝度（MaxFALL）を表示します。

メディアプレーヤーの情報表示

画面に表示している映像信号の詳細フォーマットをオンスクリーンディスプレイにて表示します。
表示する内容は下記のとおりです。

■信号情報
解像度、走査方式、垂直周波数、色深度、RGB/Y色差、
クロマフォーマット、音声フォーマット
※HEVC ver.2に準拠

■ハイダイナミックレンジ情報
レンジ変換特性
VUIのtransfer_characteristics の値をbitに対応して表示します。
16：PQ（BT. 2100）
18：HLG（BT. 2100）
その他は表記無(SDR)

マスターディスプレイ表示
ST 2086で定義された内容を表示しています。
色度点（白）、色度点（赤）、色度点（緑）、色度点（青）、最大輝度、最小輝度

ヒストグラム表示機能

入力した信号のヒストグラムを表示可能です。



※画面ははめ込み合成であり、この映像のヒストグラムを表示しているわけではありません。色別の輝度分布については、参考値です。

プロフェショナルモデル拡張仕様

設定メニューよりHDRに関連した映像再生の各パラメータを強制的に切り換える機能を追加しました。
切り換えられる設定は「EOTF」、「色空間モード」、「MaxCLL」になります。
また「色温度設定」のモード切り換え＋「色詳細設定」の色温度の切り換えにて色温度が変更可能で、
HDRのためのモニターモードも用意しています。

1.EOTF復元画質設定機能
EOTFモード（EOTF強制切り換え設定）
オート/SDR（ITU-R BT. 709 EOTF想定）
ST 2084（SMPTE ST 2084 EOTF想定）
HLG（ITU-R BT. 2100 HLGの規格に準じた画質設定になります）


2.色域強制切り換え機能
色空間モード（色域強制切り換え設定）
オート
BT. 709
BT. 2020
※このモードは、コンテンツの色空間に相当した切り換えであり、実際のディスプレイの色域を表しているものではありません。

3.MaxCLL強制切り換え機能
コンテンツの最大ピーク輝度に応じた画質設定に基づく画像表示が可能です。

■MaxCLLモード（MaxCLL強制切り換え設定）
オート
1,000nit
4,000nit
10,000nit

MaxCLL強制切り換え設定のオート時は、値が”0“又は“10000”を超える場合は、
マスターディスプレイの最大輝度の値を参照します。該当がない場合は、1000nitとして動作します。