独自の3Gb/s SDIならびに光ファイバールーターを構築可能なUniversal Videohub 72 Crosspoint
最大72×72系統のSDIポートならびにコントロールポート、イーサネット/シリアルルーター・コントロール、ゲンロック、アラーム指示器をサポートしています。
Universal Videohub 72ならびにUniversal Videohub 288フレームと互換性を持っています。
幅広いルーターオプション
Universal Videohubは、SDI、光ファイバーインターフェースをルーティングしたい場合に最適です。
高品質の3Gb/s SDIルーティングだけでなく、光ファイバーを使用した長距離間でのビデオ信号の送受信が可能で、大規模なスタジオや、大掛かりなイベントでの使用に威力を発揮します。1台のSDIあるいは光ファイバー機器から、別の機器へと送信したり、SDIから光ファイバー、光ファイバーからSDIへのルーティングが可能です。より大型のラックフレームにアップグレードしても、インターフェースカードや電源カードに費用をかけずにすむのは、Universal Videohubだけです。
1. Universal Videohubコントロール
コンピューター、ハードウェアコントロールパネル、iPadからでもルーティングを直接制御可能。
2. Universal Videohub SDIインターフェース
1枚のインターフェースカードに4系統のBNC SDI入力、4系統のBNC SDI出力を搭載。
3. Universal Videohub光ファイバーインターフェース
1枚のインターフェースカードに4系統の光ファイバーSDI入力、4系統の光ファイバーSDI出力を搭載。
4. Universal Videohubデッキコントロールケーブル
SDI/光ファイバーインターフェースカードに4系統の独立したコントロールポートを追加。
5. Universal Videohub 450w電力カード
外付けのブリック型12v電力を最大3個追加。
6. Universal Videohubクロスポイント
最大72系統の入力、72系統の出力まで対応。
7. Universal Videohub 72
72ラックフレームに最大18枚のインターフェースカードを追加。
8. ファン
簡単にアクセス、取り外しが可能な、リバムーバブル・ファントレイ。
革新的な機能
Universal Videohub 72は最大18枚、UniversalVideohub 288は最大72枚のインターフェースカードを追加できるので、多くの機材を使用する放送局やポストプロダクションスタジオでの使用に最適です。
インターフェースカードはライブでの作業中でも、ルーターの電源を落とさずにホットスワップ可能です。
機能的なデザイン
Universal Videohubモデルはフレームベースのデザインになっており、ニーズに合わせて自由にルーターを構築できます。
またクロスポイント、電源の冗長性も備えており、規模を拡張したい場合には大型のフレームでも同じインターフェースカードを使用できます。
SDI自動切り替え
3Gb/s SDIインターフェースは、SD、HD、4:4:4、2Kビデオフォーマットを自動的に切り替えるので、最高品質のビデオを、編集システム、デッキ、モニターなどの機材間で移動させることが可能です。
また、同軸SDI、光ファイバーSDIを同一のルーターで同時にルーティングできます。
モジュラー・インターフェースカード
SDI/光ファイバーSDIインターフェースカードは、各4系統の入出力と、デッキコントロール用のブレイクアウトケーブルポートを備えています。
Universal Videohubデッキコントロールケーブルは、4系統の独立したRS-422インターフェースを追加します。
また、SDI/光ファイバーインターフェースカードは、16チャンネルのエンベデッドSDIオーディオをサポートしており、信号のオーディオチャンネルは、すべてビデオと共にルーティングされます。
究極のフレキシビリティを実現するため、インターフェースカードはすべて同じサイズで、Universal Videohub 72ならびにUniversal Videohub 288のどちらにも使用できます。
これは将来的にフレームサイズを変更する場合に最適です。
Universal Videohub 72、288
Universal Videohub 72は、拡張可能な3Gb/s SDI、デッキコントロールルーターです。
必要に応じて、通常の同軸SDIあるいは光ファイバーSDIインターフェースカードを追加して、最大72×72系統のSDIルーターを構築できます。
Universal Videohub 72ラックフレームは、5Uラックマウント、奥行き6インチというサイズで、単一の72×72クロスポイントカードと単一の電源カードをサポートします。
Universal Videohub 288は、究極の3Gb/s SDI、デッキコントロールルーターです。72×72、あるいは288×288のクロスポイントカードを選択し、ホットスワップ可能な通常のBNC SDI、あるいは光ファイバーインターフェースモジュールでルーターを拡張できます。
これらのモジュールはデッキコントロールにも対応しています。冗長性が必要な場合は、2枚目のクロスポイントカードを追加すれば24時間稼動にも対応できる信頼性を得られます。
すべての入力系統は自動フォーマット検出に対応し、すべての出力系統はリクロッキング対応しています。
Universal Videohub 288は、18Uラックマウントサイズのフレームで、奥行き6インチ以下です。イーサネット、シリアル接続、サードパーティ製コントロール、リダンダント電源にも対応しています。
Universal Videohub 288はお求めやすい価格で小規模にスタートし、その後スタジオの規模の拡張に応じてサイズを拡張したり完全な冗長性を備えることができるのです。
Videohubほど多くのコントロールオプションのあるルーターは他にありません!
スタジオのどこからでもルーターをコントロールできるようになりました。
Videohubルーターは、コントロールパネル接続にイーサネットを使用しているので、幅広いラックマウント式ハードウェアパネルを選択できます。
あるいは、Mac、PC、iPadからでもルーターをコントロールできます。
VideohubデベロッパーSDKを使用して独自のコントロールソリューションをカスタマイズすることも可能です!
幅広いコントロールオプション
Videohubルーターには、様々なコントロールオプションがあります。
ハードウェアパネル、あるいはデスクトップでクロスポイントをルーティングできる革新的なソフトウェアコントロールパネルから選択できるのです。
すでにMac/PCベースの編集、デザインシステムを使用しているのであれば、デスクトップからのルーティングに追加費用はかからず、スタジオのスペースも節約できます。
大規模な設備で使用する場合は、Videohub Master Controlを使用してください。
Videohub Master Controlは、ラックマウント式のスピンノブ・コントローラーです。
ラベルを直接入力し、LCDディスプレイでルーターの設定を確認できるので、最大規模のVideohubを使用している場合でも、すべてのクロスポイントをコントロールできます。
'cut-bus'スタイルでルーティングする場合には、Videohub Smart Controlを使用してください。
Videohub Smart Controlは、カスタマイズ可能な40個のボタンを搭載しており、ラベルを設定できます。
複数の送信先を設定することも可能です。
無償のコントロールパネルソフトウェアを使い、 iPadからVideohubルーターをコントロール
デスクトップからルーティング
今日では、多くのポストプロダクション機器がデスクトップコンピューターベースになっているため、デスクトップからルーターをコントロールすることが理想的です。
すべてのVideohubモデルは無償のソフトウェアを同梱しており、ご使用のWindows/Macにインス トールするだけで、非常に魅力的なアイコンベースのルーターコントロールパネルを実現できます。
必要に応じて複数のコンピューターにインストールできます。
Pushbuttonビューでは、一般的なビデオ機器の画像がついたボタンが表示されます。
XYコントロールパネルを使用したい場合、HP TouchSmartなどの、タッチパネル付き専用オールインワンコンピューターにPushbuttonビューをインストールすると非常に見栄えがよく、 スクリーンを直接タッチするだけでルーティングが可能です!
ハードウェアコントロールパネル
大規模なスタジオでラックマウント機材を使用している場合、本格的なハードウェアベースのコントロールパネルが必要になります。
2つのコントロールパネルから選択できますが、どちらもコンパクトな1Uラックマウントサイズです。
Videohub Smart Controlは、あらゆるルーター出力に設定可能な40個のクリスタル調のWRGB発光ボタンを搭載しています。
ボタンを押すだけで、あらゆるSDI機器への入力を設定できるのです。
Videohub Master Controlは、最大規模のVideohubを使用している場合でも、ダイレクトボタン入力、あるいはスピンノブを使用してスクロールすることで、すべてのソース、送信先にアクセスできます。
ラベルを入力、あるいはノブをスクロールするだけの簡単操作です!
また、内蔵LCDスクリーンでソースや送信先を確認できます。
フォントはアンチエイリアス処理されており、ユーザーは快適に使用できます。
Videohub Master Controlは、スピンノブコントロール、あるいはダイレクトボタン入力で、ソースおよび送信先をスクロールできます!
使い方は簡単
Videohubコントロールパネルの使い方は非常に簡単です。
例えば、1つのモニターにVideohub Smart Controlをインストールすると、そのモニターに接続したルーター出力を、ボタンを押すたびに異なるソースに変更することができます。
これは'cut-bus'スタイルのルーターコントロールで、非常にスピーディに使用できます。
ボタンを押すだけでルーターに接続したすべての映像を見ることができるのです。
放送用デッキや編集スイートにインストールすれば、同様にビデオ入力を設定できます。
1台のコントロールパネルからルーター上のすべてのクロスポイントを完全にコントロールしたい場合、Videohub Master Controlは、クロスポイントを直接入力することができます。
あるいはより簡単な方法として、ノブをスピンさせるとすべてのソースと送信先がスクロールされます。
また、「take」ボタンを使用するかどうかも選択可能です。
Mac/PC上でも、ルーターパネルで使用するシンプルなグラフィックボタンを設定できます。
単一、複数の送信先
Videohub Smart Controlは'cut-bus'スタイルのハードウェアコントロールパネルですが、複数の送信先を設定することもできます。
コントロールパネルを1台のビデオモニター専用に使用するなど、真の'cut-bus'スタイルを実現するには、単一の送信先を選択し、すべてのボタンをソースに設定します。
ボタンを押すと、そのソースから送信先へとルーティングされます。
Videohub Master Controlは、1Uラックマウントサイズと非常にコンパクトなコントロールパネルですが、ルーター上のすべての送信先をスクロールできるので、常にあらゆる送信先やソースを選択でき、ルーターにXYアクセスが可能です。
Videohub Master Controlにできないことはありません!
希望のソースと送信先を選択したら、takeボタンを押すだけでルーティングが有効になります!
エレガントなデザイン
ルーターコントロールパネルは不格好である必要はありません。
Videohubのハードウェアコントロールパネルは、クリエイティブなポストプロダクションや放送局にマッチするようデザインされています。
RGBならびに白色LEDにより発光する、クリスタル調の魅力的なボタンを使用しているため、リッチでクリーンな色をディスプレイできます。
Videohub Master Controlは、エレガントなLCDディスプレイで設定を確認できるので、ルーターの状況を完全に把握できます。
Videohubハードウェアコントロールパネルのフロントパネルは、ねじで取り外してボタンの下にラベルを挿入できます。
クロップマークを設定したAdobe Illustratorファイルを同梱しているので、ラベルの作成にテンプレートとして使用できます。
すべてのボタンはバックライトになっており、暗い 部屋でもラベルをはっきりと確認することができます。
Videohubハードウェアコントロールパネルは、1Uラックマウントサイズで、厚さは1インチ以下です。
各ボタンを特定のルータークロスポイントにプログラムしたら、フロントパネルを取り外し、クリスタル調のボタンをラベリングできます。
簡単にインストール
これほど簡単にインストールできるルーターパネルは他にありません。
各Videohubコントロールパネルに同梱されている使い勝手の良いWindows/Mac用ソフトウェアを使用して、ボタン、ソース、送信先をカスタマイズできます。
パネルをセットアップするには、内蔵のUSBインターフェースを接続し、ソフトウェアを起動するだけです。
ユーザーは、パネルの送信先の数や、ネットワーク上のVideohubの設定位置を選択できます。
バックライトの明るさや、「テイクボタン(take button)」を使用するかどうかも選択可能です。
イーサネットで接続
Videohub Smart ControlおよびVideohub Master Controlは、標準のイーサネットネットワークを使用して既存のコンピューターネットワークに接続できます。
Videohubをミッションクリティカルな作業に使用する場合は、Videohubコントロールパネルを専用のイーサネットスイッチ経由でルーターに接続してください。
Videohub Smart ControlおよびVideohub Master Controlは、イーサネットを通じて電力が供給される(PoE)ため、PoE対応のイーサネットスイッチで使用する場合、電源は必要ありません。
イーサネットスイッチで電力供給できない場合に備えて、国際対応のアダプターが同梱されています。
またVideohubハードウェアコントロールパネルには、ループスルーイーサネット接続が搭載されているので別のコントロールパネルやコンピューターにループさせることができます。
何十個ものコントロールパネルをチェーン接続すれば、イーサネットケーブルにかかる費用を削減できます。
2つの優れたVideohubコントロールモデルから選択
■Videohub Master Control
使いやすいスピンノブコントロール、あるいはダイレクトボタン入力で、ルーターのソース、送信先をスクロールできます。
美しいLCDスクリーンでルーターの設定を確認することもできます。
コンパクトなVideohub Master Controlは、DCあるいはイーサネット経由で給電できます。
■Videohub Smart Control
ボタンを押すだけでコントロールが可能です!
Videohub Smart Controlは、すべてのボタンを別々のソースにプログラムして”cut-bus”スタイルのコントロールを実現できます。
また、複数の送信先を選択したり、takeボタンを設定することも可能です。
DCあるいはイーサネット経由で給電できます。
Videohubで夢の作業形態を実現
Videohubの導入により作業形態に大きな変化がもたらされます。
Videohubによって、従来は大規模な設備でしか実現できなかったレベルまで、クリエイティブユーザー間のインテグレーションが強化されます。
編集用ワークステーションの接続
ルーティングスイッチャーを使用した経験があれば、それがただ単に数多くのコネクターを1つにまとめただけの装置で、ロケットエンジニアですら理解に苦しむほど複雑な場合があることはご存知でしょう。
しかしVideohubは違います。
一般のクリエイティブユーザー向けに設計されているため、直ぐに利用が可能です。
各ユーザー接続は、リアパネルで1-16のコネクターブロックにグループ分けされており、個々のユーザー用に映像入力、映像出力、モニタリング出力、デッキコントロールコネクターが配置されています。
ハブの入出力を編集システムの入出力に接続し、デッキコントロールをDB-9シリアルケーブルで編集システムのデッキコントロールポートに接続します。
次に、デッキコントロールポートを設定することで、入力が可能になります。
操作は極めて簡単です。
放送用デッキの接続
放送用デッキの接続は簡単です。
映像の入出力を接続してから、デッキのデッキコントロールポートとルーターのデッキコントロールポートをDB-9シリアルケーブルで接続します。
Mini Converter Analog to SDIなどのアナログSDIコンバーターを使用すると、旧式のアナログデッキも接続することが可能です。
コンバーターによってアナログ/デジタル変換が可能となり、オーディオもSDI接続にエンベデッドされます。
クライアント向けの録画
クライアント向けの録画に使用するコンシューマー用デッキを簡単に追加して、SDIモニタリング出力などの予備の出力を活用できます。
デジタルアナログコンバーターを使って、映像/オーディオ出力をVHSやDVDのレコーダーに接続することも可能です。
これにより、ルーター上にある任意のソースをデッキや編集スイートで録画できます。
テープのマスタリングを実行中に、クライアント向けの録画を行うことも可能です。
編集スイートのモニタリングをコンシューマー用デッキにルーピングすると、編集スイートでもクライアント向けの録画が可能になります。
これにより、編集スイートを離れずにクライアント向けの録画を開始できます!
どこにでも接続可能
VideohubはSD/HD-SDIインターフェースに対応しているため、テレビ番組の制作に使用されている各種の機器を接続できます。
編集システムやデッキ、さらにテレシネスイート用の機器も接続が可能です。
Videohubの接続性は、カラーコレクション、ノイズリダクション、フレームストア、ディスクレコーディングなどのテレシネのワークフローでも活用できます。
デュアルリンク4:4:4映像をルーティングするには、Videohubの入出力を2系統使用します。
IPベースの共有は離れた場所からも利用できるので、Videohubを通信制御やストリーミング制御に使用することもできます。
デッキからデッキへの録画
場合によっては、デッキからデッキに録画してテープを複製したり、複数のマスターを1つのテープに迅速に蓄積したりする必要があります。
ほぼすべての放送用デッキには、デッキからデッキへの編集に対応する自動編集コントローラーが搭載されています。
他のルーターとは異なり、Videohubはレコーダーデッキのシリアルポート接続を反転することで、デッキからデッキへの編集を処理できます。
厄介で操作が複雑な手動パッチパネルはもう必要ありません。
ビデオルーティングを使用して機器間を瞬時に接続できる環境を一度体験すると、Videohubのない環境は考えられなくなります。
今すぐVideohubをスタジオに導入しましょう。
Videohubソフトウェアの詳細解説
Videohubは、世界で最も魅力的かつフレキシブル、そして高速のソフトウェアコントロールパネルを同梱しています。
Videohubソフトウェアコントロールパネルには複数のビューが含まれていますので、各自の作業形態に適したソフトウェアコントロールを選択することができます。
ルーターラベルをカスタマイズしたり、スタジオで使用している機器のアイコンでプッシュボタンを使用したりすることが簡単にできます。
また、Videohubには無償のデベロッパーSDKが含まれているためVideohubを大規模な放送局やカスタムシステムに統合することが可能です!
1.送信先
パネルの下段に送信先を分かりやすく表示
2.接続先
ゴールドの光で接続先を表示
3.優れたアイコン
使いやすいアイコンでナビゲーションがスムーズに
4.設定表示
アイコンごとの設定変更/ロックが可能
5.ロック表示
他のユーザーが送信先をロックした場合、グレイの鍵マークを表示
6.ソース
使いやすいトップパネルにソースを分かりやすく表示
フレキシブルなルーターコントロール
完全にフレキシブルなルーターコントロールを実現するには、ソフトウェアコントロールパネルに敵う物はありません。
ルーターの送信先ごとにメニューがあり、すべてのソース入力が一覧表示されます。
特定の送信先に接続するソースを選択するだけで接続設定が完了します。
シリアルポートも同様ですが、双方向接続であるため、接続されたポートは切断されるまでグレーアウトします。
すべてのポートが通信方向の反転制御に対応しているため、任意のポートに編集システムやデッキを接続できます。
また、すべての共有コンピューターから設定を変更することができます。
小型のパッドロックアイコンをクリックするだけで、各送信先がロックされます。
プッシュボタン・ビュー
Blackmagic Designプッシュボタン・ビューのルーターコントロールソフトウェアは、最速かつ最も直観的なVideohubの制御方法です。
一般的なポストプロダクション機器を表示する機能的なアイコンのライブラリで、簡単にスタジオと同じようなルーターコントロールを設定できます。
プッシュボタン・ビューはソースと送信先の複数のページを表示できるので、ユーザーは550のソースと110の送信先を扱うことができます。
プッシュボタンインターフェースを採用したブッシュボタン・ビューは、タッチスクリーンモニターでこれまでに無いほど流動的なルーティングができるデザインになっています。
ルーターコントロール・ビュー
Blackmagic Designルーターコントロール・ビューは、Videohubルーターを制御するもう一つの方法です。
ラベルの設定が可能なルーターコントロール・ビューは、スタジオ中の接続を予め設定してラベリングしたいシステム管理者にとって最適です。
使い勝手のよいプルダウンメニューの付いたメインルーターコントロール・ビューは、デバイスコントロールの方向を含む、ルーターのすべての接続を確認することができます。
パーソナルルーター・ビュー
ルーターコントロールソフトウェアには6つの独立したコントロールウインドウがあり、Videohubの使用方法を柔軟に変更できます。
メインのルーターコントロールウィンドウには、ルーターの接続設定がすべて表示されます。
ルーター出力の一部だけを使用する場合には、必要な接続だけをパーソナルルーター・ウィンドウに表示できます。
これにより、インターフェース・ウィンドウが大幅に縮小されますので、編集やデザイン用ツールなどの他のソフトウェアのウィンドウの邪魔になることはありません。
SDKでコントロールをカスタマイズ
Blackmagic Designは、全ての3Gb/s SDI Videohubに無償のSDK(Software Development Kit)を同梱しています。
このVideohub SDKを使用することで、デベロッパーは他の大型ルーティングインターフェースと統合するためのプロトコルサポートを簡単に追加できます。
更に、ビデオシステムをカスタマイズしているシステム管理者は、カスタムインターフェースならびにウェブインターフェースをデザインすることも可能です。
Blackmagic Designの新しいVideohub SDKは業界スタンダードのC++に対応し、全てのライブラリならびにソフトウェアサンプルコード、ドキュメントを同梱しています。
ネットワーク共有
ルーターソフトウェアとルーター間の通信は、イーサネットや無線LANなどのIPネットワーク経由で行われます。
VideohubをUSB経由でホストコンピューターに接続すると、そのPCを介してネットワーク上でハブを共有できます。
ネットワーク共有はドライバーレベルで動作するため、ホストコンピューターでVideohubのソフトウェアを起動する必要はありません。
ルーターをUSBポートに接続するだけで、任意のPCをホストコンピューターにできます。
ハブを簡単に共有することができ、専用のホストコンピューターは必要ありません。
Videohubを使用することで簡単にビデオルーティングが実現し、デッキや他のリソースをスタジオの全員で共有できるのです。
ご注文いただきましたタイミングによっては商品をご用意できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。