高い描写力を実現
開放絞りで撮影しても、高い解像力
「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」は、特殊レンズを贅沢に使い、解像力に影響する球面収差やコマ収差を抑えます。
また、大口径レンズの描写力で課題となる、軸上色収差による色にじみを抑えます。
これらのことにより、開放絞りからの解像感が高まり、素材の質感を忠実に伝えます。
特殊レンズを贅沢に使用
解像力とボケ味の美しさを高い次元で両立したプロ仕様の大口径・単焦点レンズです。
レンズ構成は、14群19枚構成。
スーパーEDレンズを1枚、EDレンズを2枚使用。
大口径レンズで課題となるアウトフォーカスでの色にじみ(軸上色収差)を抑えました。
また、E-HRレンズとHRレンズとの接合レンズの色消し効果により、周辺像の色にじみ(倍率色収差)を効果的に補正。
さらに、絞り付近に非球面レンズを配置し、合わせてHRレンズを多用することで、大口径化で課題となる球面収差およびコマ収差を効果的に補正。
なだらかで自然なボケと、開放絞り(F1.2)においても点を点として正確に写す高い描写力を実現しました。
1.スーパーEDレンズ(Super Extra-low Dispersion Lens)
2.EDレンズ(Extra-low Dispersion Lens)
3.E-HRレンズ(E - High Refractive Index Lens)
4.HRレンズ(High Refractive Index Lens)
5.非球面レンズ
色にじみの少ない美しい映像
「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」は、軸上色収差が原因で発生しやすい色にじみを抑えて、美しい映像として再現します。
■他社相当品
■「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」で撮影
美しさを追求したボケ
ピント面の収差だけでなくピント面から外れたボケ像の収差や形状にも考慮し、ピント面から滑らかに変化するボケ味を実現しました。
開放絞りでのピント面の解像の高さと相まって、自然で立体感のある描写が可能です。
ピント面を、すばやく正確に捕らえる
レンズ1枚でAF駆動するインナーフォーカス方式を採用。
フォーカス駆動による収差の変動を抑えます。
また、ピントをすばやく正確に捕らえ、静音かつ滑らかな駆動を実現します。
1. フォーカシング機構
ミラーレス一眼の「顔優先AF」と組み合わせて使えば、開放で撮影しても、しっかり瞳にピントを合わせられる。
コマ収差を抑えて、点を点としてクリアに描写
周辺部におけるコマ収差を徹底的に排除した光学性能。
点を点としてクリアに描写するので、周辺画質を求められる星景写真でも絞り開放から使えます。
クリアな描写を実現するレンズコーティング「Z Coating Nano」
ゴースト、フレアを大幅に低減し、ヌケの良いクリアな描写を実現する新コーティング技術「Z Coating Nano」を採用。
中心に空気の層を持つナノサイズの粒子を、レンズ表面に敷き詰めることで空気に近い屈折率のコーティング層を形成し、表面の反射を抑えます。
1.空気層
2.ナノ粒子
3.入射光
4.反射光
5.蒸着膜
6.レンズ
安心の「防塵・防滴」
密封シーリングが高い防塵・防滴性能を実現。
ほこりや雨を気にすることなく、どんな時でも安心して使えます。
PROレンズシリーズの上質感と操作性を踏襲
オリンパスの「PROレンズシリーズ」は、デザイン性と操作性を高いレベルで実現します。
■上質なデザイン
「M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO」は、金属ボディーならではの上質感を実現しました。
■優れた操作性
1.マニュアルフォーカスクラッチ機構
2.L-Fnボタン
■マニュアルフォーカスクラッチ機構
オートフォーカスからマニュアルへ、瞬時に切り替えできる「MF(マニュアルフォーカス)クラッチ機構」。
フォーカスリングを手前に引くことで、オートフォーカスからマニュアルフォーカスへ切り替えでき、置きピンでのすばやい撮影が可能です。
■L-Fnボタン
各種機能を割り当てできるボタンを鏡筒部側面に搭載。
オートフォーカス停止をはじめ、カメラボディーのカスタム設定に応じた機能の割り付けが可能。
撮影スタイルに応じた機能を楽しめます。
レンズ先端から19.5cmの近接撮影を実現
PROレンズシリーズの近接能力を継承。
レンズ先端から(ワーキングディスタンス)19.5cm、撮像面からの最短距離30cmを実現。
■ワーキングディスタンス
19.5cm
■最短撮影距離
30cm
■撮影倍率(カッコ内は35mm判換算)
0.11倍(0.22倍)